こんにちは。マーク(@marklog0323)です。
この記事では『真・女神転生V(以下『メガテン5』)』のおすすめの神意を紹介します。
この記事で紹介している神意だけで、本編クリアまで快適にプレイできるので、どの神意を取ればいいのか、優先すればいいのかわからない、というナホビノの参考になればと思います。
ちなみに、難易度Hard対応です。

神意の優先度はプレイスタイルによって違いが出るところだから、他の攻略サイトとは違うところも多いと思うよ
この記事は『真・女神転生V』を200時間以上プレイした、難易度Hardの人修羅を引き継ぎなしで撃破済みのナホビノが書きました。
はじめに
おすすめの神意はかなり多いので、この記事では……
- 定番の神意(優先度:高)
- おすすめの神意(優先度:中)
- 最終的に習得したい神意(優先度:低)
の、3つに分けて紹介します。
習得しないほうがいい神意
まずは、習得しないほうがいい神意をお伝えします。いきなりタイトルとは違う話になりますが、最初に言ったほうがいいかなと思いまして。
結論から言うと、主人公が「力」重視なら、神意「溢れるマガツヒ」は習得しないほうがいいです。主人公が「魔」重視なら、あまり関係ありません。
「溢れるマガツヒ」の効果は、マガツヒゲージが最大の状態のターン開始時、味方全体のHPとMPが少し回復する、というものです。



「溢れるマガツヒ」にはデメリットがあるんだよね
このゲームには「禍時:逆境」という、HPが少ないほど与ダメージが上がる、という効果のマガツヒスキルがあります。「食いしばり」や「朧一閃」、マガツヒスキル「貫く神気」と組み合わせることで、5桁の大ダメージを与えられるのですが、「溢れるマガツヒ」を習得していると、HPが自動的に回復してしまい、最大火力を出しにくくなってしまいます。
デメリットはこれだけですが、裏ボスや人修羅を瞬殺できる戦術なので、実践可能な状態にしておくのがいいと思います。
定番の神意(優先度:高)
おすすめというには定番すぎる、ほぼ必須の神意を紹介します。
- 仲魔の技数・壱~肆
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仲魔のスキル枠を拡張する神意です。仲魔の強化に繋がります。拡張しても拡張しても足りないのがスキル枠なので、最後まで習得しましょう。
- 神の技数・壱~肆
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主人公のスキル枠を拡張する神意です。主人公の強化に繋がります。仲魔のスキル枠と同様、基本的に足りないものなので、最後まで習得しましょう。
- 神の懐・壱~玖
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ストックできる仲魔の枠を拡張する神意です。パーティの強化に繋がります。仲魔の枠が足りないストレスから解放されるので、個人的には最後まで習得することをおすすめしますが、枠が足りなくなったら習得する方針でも問題ありません。とりあえず「陸」くらいまで取って、様子を見ましょう。
- 写せ身の極意・壱~参
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写せ身から写せるスキルが増える神意です。主人公の強化に繋がります。これがないと写せない重要なスキルもたくさんあるので、最後まで習得しましょう。
- 神格習合
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写せ身の防御相性を主人公に写せるようになる神意です。主人公の強化に繋がります。防御相性が優秀だと、主人公の生存率が全然違います。中盤以降、優秀な防御相性の写せ身が登場し始めてからが本領です。
- 道具の知恵
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仲魔がバトル中にアイテムを使えるようになる神意です。「道返玉」があれば「リカーム」は要らないし、「アムリタソーダ」があれば「パトラ」も要りません。仲魔のスキル枠を節約できるだけでなく、道具で代用できるスキルを全員が覚えているようなものなので、それはもうクッソ強いです。



取ってない神意があったら、今すぐ取ろう
おすすめの神意(優先度:中)
プレイスタイルにかかわらず、すべてのナホビノにおすすめできる神意です。
- マガツヒ散らし
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味方が敵の攻撃を防御したり、回避したり、無効化したりしたとき、敵全体の「禍時:会心」の効果を終了させる神意です。パーティが半壊するのは、ほとんどが敵の「禍時:会心」によるものなので、これを防げるとグッと楽になります。
- 節約上手
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マガツヒスキルを使っても、マガツヒゲージが10~20%残ります。マガツヒスキルを使う前提なら、かならず効果を発揮する点が優秀です。
- 鼓舞
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ターン経過時のマガツヒゲージ上昇量が5%増加します。この神意も、マガツヒスキルを使う前提なら、かならず効果を発揮する点が優秀です。
- 仇討ち
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味方に死者が出たとき、マガツヒゲージが大きく上昇します。「節約上手」「鼓舞」とは違って発動の条件が限定的ですが、上昇量が30%とかなり大きく、味方に死者が出た≒ピンチのときにマガツヒスキルを使える可能性が上がる点が非常に優秀です。霊鳥・凶鳥のマガツヒスキル「呪毒散布」を使い、態勢を立て直す戦術は、多くのボス戦で有効です。
霊鳥・凶鳥のマガツヒスキル「呪毒散布」は、敵全体に状態異常を付加し、3ターンの間、全能力を1段階低下させる、という効果です。無効でなければ、かならず状態異常が入ります。多くの悪魔に「封技」が確実に入るため、マガツヒスキルの中でも屈指の強さを誇ります。
- つはもの誕生
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合体後の悪魔が、素材となった悪魔の育成状態に応じたパラメータボーナスを得るようになります。仲魔の強化になる神意です。がんがん合体するゲームなので、ゲームシステムとかみ合った神意だといえます。
- 忘れじの経験
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合体後の悪魔が、素材となった悪魔の育成状態に応じた経験値を得るようになります。仲魔の強化になる神意です。がんがん合体するゲームなので、「つはもの誕生」と同様、ゲームシステムとかみ合った神意だといえます。
通常プレイでは間違いなく役に立つ神意なのですが、最強の悪魔を作るときに邪魔になることがあります。具体的には、数レベル分のレベルアップが一気におこなわれるので、その数レベル分、上昇するステータスを厳選するのが難しくなります。とはいえ、レベルアップ時のステータス厳選は、おこなわなくてもHardの人修羅を倒せるので、あくまで「最強の悪魔を作る」という、やり込みの邪魔になるだけです。
- 悪魔指導
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ストックにいる仲間に入る経験値量が上昇します。仲魔の強化に繋がる神意ですね。2倍になるらしいので、効果が大きい神意です。「つはもの誕生」「忘れじの経験」と相性がいいです。
- 物理の心得・壱~伍
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主人公が「力」重視なら、おすすめです。最終的に「伍」まで取ることになるので、解放されるたび習得してOKです。
その他「機先」「神の手」は、習得に必要な御厳が5と非常に少なく、コスパがいいのでおすすめです。



このあたりも、取ってないものがあるなら、すぐに取っていいやつ。いろいろ言ったけど、「忘れじの経験」もメリットのほうが大きいよ
マガツヒゲージ上昇関係の神意について
マガツヒスキルがクッソ強いゲームなので、マガツヒゲージの上昇にかかわる神意は有用です。
とはいえ、もっと優先すべき神意が多く、マガツヒゲージの上昇にかかわる神意をすべて習得できるのは終盤になるでしょう。
それまでは「ボス戦にはマガツヒゲージを溜めていく」という前提で、バトル中にマガツヒゲージが上昇する神意を優先して習得するのがおすすめです。
たとえば、戦闘開始時にマガツヒゲージが15%上昇する「常在戦場」は、マガツヒゲージを溜めるのには便利ですが、「ボス戦にはマガツヒゲージを溜めていく」という前提なら、ボス戦では役に立ちません。
前述の「節約上手」「鼓舞」は、かならず効果を発揮する点が優秀です。
ひとまず、これら2つの神意を習得すれば、マガツヒゲージが最大になるのに必要なターン数が、4~7ターンから、3~5ターンに縮まります。一度のバトルで2回、3回とマガツヒスキルを使える可能性が、グッと上がります。
「仇討ち」は、発動の条件は厳しいですが、上昇量が優秀ですね。
反対に、敵の弱点を突くだけでマガツヒゲージが増える「一気呵成」は、上昇量が少なすぎて(+1%)恩恵を感じにくいです。



ちなみに、ターン終了時に増えるマガツヒゲージは15~25%だよ
最終的に習得したい神意
- 種族超越
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パーティメンバーが習得している種族固有のマガツヒスキルを、主人公も使えるようになります。あると便利ですが、なくても困ることは意外と少ないです。「貫く神気」など、自分のみが対象のマガツヒスキルを使いたいときくらいでしょうか。
- 死中の後光・壱~参
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追い詰められた敵悪魔(敵が残り1体で、残りHPが25%以下になったとき)が、たまに命乞いするようになります。終盤、最強の悪魔を作るのに、マッカを巻き上げられるようになる「弐」、写せ身を要求できるようになる「参」が役立ちます。ぶっちゃけ、それまでは要りません。終盤、必要になったら一気に取りましょう。
- 全書の厚遇・壱~参
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悪魔全書から悪魔を召喚する際の消費マッカが減少する、金策になる神意です。このゲームで最もマッカを消費するのは、悪魔全書からの悪魔召喚です。「壱」では効果が小さいですが、「弐」になれば30%減少、「参」になれば半額になります。終盤、強い悪魔を作るときや、悪魔全書を埋めるときに、全書からガンガン召喚することになるので、「参」が解放されてから一気に取るくらいでいいと思います。
- 成長祈願・○
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仲魔のレベルアップ時、対応したパラメータを1多くアップさせます。初期Lv.+20まで効果があります。最大Lv.は99なので、初期Lv.が80以上の悪魔は、効果を十全に得られないことになりますね。終盤、最強クラスの悪魔を作るのに必要なのはもちろん、クリアまでの仲魔のパラメータの底上げにもあるので、早めに習得してもメリットは大きいです。
- ○○の心得
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主人公の適性を上げる「○○の心得」の優先度は低め。主人公が「力」重視であれば「物理の心得」を優先して取りますが、それ以外は、必要なものだけを最後に一気に取るくらいでOKです。詳しくは後述します。



マガツヒゲージの上昇にかかわるすべての神意も、最終的に習得したい神意だよ
「○○の心得」はどれを習得すればいいのか
主人公の適性を上げる「○○の心得」は、どれを習得すればいいのか、という話です。当然ながら、すべての適性を最大にできるのは終盤……どころか、やり込みの域です。ので、最終的に最大にする予定の心得を習得していくのがおすすめです。
おすすめの神意は、主人公のステ振りが「力」重視か「魔」重視かで変わります。
主人公が「力」重視
- 物理の心得・壱~伍
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「力」重視の主人公なら、迷わず取っていいです。最終的に万能特化にする可能性もありますが、万能特化にできるのは終盤も終盤です。
- 万能の心得・壱~伍
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万能特化にできるのは、終盤「万能ギガプレロマ」を写せる写せ身(メタトロン or シヴァ)が手に入ってからなので、そのタイミングで一気に習得するのがおすすめです。
- 補助の心得・壱~参
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物理特化なら「貫く闘気」、万能特化なら「会心の覇気」と、「力」重視は補助スキルと切っても切れない関係にあります。上記の2つと比べると優先度は落ちますが、余裕があれば伸ばしておきましょう。補助スキルを覚えてから、一気に取ればOKです。
- 回復の心得・壱~参
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主人公の専用スキル「布留言霊」を使うなら。使用頻度は高くないスキルですが、消費MPがグッと少なくなるので、いざというときにMPが足りなくて使えない、という事態に陥りにくくなります。「布留言霊」を覚えてから、一気に取ればOKです。
「布留言霊」は、死亡中を含む仲魔を1体召喚し、HPを全回復するナホビノ専用スキルです。同じ効果の消費アイテムや、他のスキルはありません。



「力」重視の場合は、とりあえず「物理の心得」を伸ばしてればOKだよ
主人公が「魔」重視
複数の属性を扱えるようにして、多くの種類の敵の弱点を突けるのが強みですが、火炎・氷結・電撃など、すべての属性の心得を伸ばすのは難しいです。
また、スキル枠との兼ね合いもあるので、最終的にはひとつかふたつの属性に絞って特化させることになります。
- 氷結の心得・壱~伍
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どれかひとつの属性に特化させるなら、氷結がおすすめです。理由は、相性を無視して貫通するスキルが存在する属性であること(火炎、電撃、衝撃にも存在する)、真エンドの条件となるサブクエストに氷結が弱点のボスが多いことです。真エンドの条件となる裏ボスも氷結が弱点なので、最終的に特化させるケースが多いですしね。
- 回復の心得・壱~参
-
主人公の専用スキル「布留言霊」を使うなら。使用頻度は高くないスキルですが、消費MPがグッと少なくなるので、いざというときにMPが足りなくて使えない、という事態に陥りにくくなります。「布留言霊」を覚えてから、一気に取ればOKです。



「魔」重視の場合は迷うけど、とりあえず氷結を伸ばせば無駄になりにくいよ
まとめ
- 習得しないほうがいい神意
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- 溢れるマガツヒ(主人公が「力」重視の場合)
- 定番の神意
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- 仲魔の技数・壱~肆
- 神の技数・壱~肆
- 神の懐・壱~玖
- 写せ身の極意・壱~参
- 神格習合
- 道具の知恵
- おすすめの神意
-
- マガツヒ散らし
- 節約上手
- 鼓舞
- 仇討ち
- つはもの誕生
- 忘れじの経験
- 悪魔指導
- 物理の心得・壱~伍(主人公が「力」重視の場合)
- 最終的に習得したい神意
-
- 種族超越
- 死中の後光・壱~参
- 全書の厚遇・壱~参
- 成長祈願・○
- ○○の心得
長くなりましたが、神意についてお伝えしたいことは、この記事にすべて書きました。この記事で言及していない神意は、習得しなくてOKです。
攻略本だと、優先して習得したい神意として「失言改変」「成長の祝い・壱」が紹介されているのですが、私はどちらも要らないと思います。このあたりは、プレイスタイルによって変わってきますね。



今作の悪魔はすげー友好的だよね。すぐ仲魔になってくれる
がんばって書いたので、あなたの神意習得の参考になれば幸いです。
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